研究IR

オンラインFD講演会「researchmapの活用等について」

9月28日(月)16:30~17:30に、熊本大学総合情報統括センター教授の中野裕司先生、同大学経営企画本部URA藤山泰成先生を講師として「researchmapの活用等について」と題するオンラインFD講演会を開催し、21名の教職員に参加頂きました。

熊本大学では、以前は独自の教員個人活動評価データベースを用いて教員の研究領域情報の収集・公開を行っていましたが、現在はresearchmapに統一されています。researchmapの利点として、教員が研究業績等のデータを複数のシステムに入力しなければならない手間が省けることや、所属機関を移動しても利用し続けられること、外部システムからのデータ取り込み機能により簡単・正確に登録できること、AIによる業績情報の自動登録・更新機能が実施できること等をご紹介いただきました。また、熊本大学においては、researchmapのWeb-APIの活用によって、学内の同期型DBや情報活用ダッシュボードを介してresearchmapの更新データを教員業績評価支援システムで可視化、活用している状況をご説明いただきました。さらに、教員の教育研究組織や担当科目等の教育情報とresearchmapへのリンクを組合せた研究者総覧システムのご紹介など、本学において今後のシステムのあり方を検討するための多くの示唆を頂くことができました。